私の大好きなアメリカのファミリードラマ、ギルモア・ガールズシーズン1エピソード2から、印象に残ったセリフとシーンを紹介します。
※シーズン1エピソード1についての記事はコチラです。
ギルモア・ガールズSeason1-2 登場人物紹介(2話が初登場のキャラクター)
チルトン高校の人々
パリス・ゲラー
チルトン高校の生徒で転校してきたローリーを敵対視している。優等生。
演じるのはライザ・ウェイル(Liza Weil)さん。
実は彼女が元々ローリーを演じる予定だったそうです。
以下、Vanity Fairからの引用です。※当サイトが簡単に日本語訳を入れています。
PARIS GELLER(パリス・ゲラー)
Liza Weil was initially up for the part of Rory. “And they loved her,” “but they knew that she wasn’t the right fit for Rory.”
ライザ・ウェイルは当初ローリーの役を演じることになっていました。「彼ら(制作側)はライザを大変気に入りました。ですがローリーの役にはしっくりこないと分かったのです。」
Instead, the role of Paris was invented specifically with Weil in mind—
代わりに彼女が演じることを想定してパリスという役が作られたのです。
How Gilmore Girls Found Its Brightest Stars | Vanity Fair
ライザがいなければギルモア・ガールズにパリスという魅力的なキャラクターが存在しなかったことになります。パリスはギルモア・ガールズに欠かせないキャラクターなので、ローリーにとっても視聴者にとっても、パリスがあてがきで誕生してくれて本当に良かったと思います。
トリスティン
チルトン高校の男子生徒。転校してきたローリーが気になり”マリア”と呼び、ローリーに警戒される。
演じるのはチャド・マイケル・マーレイ(Chad Michael Murray)さん。
カッコいいです!めちゃめちゃ好きな顔♡
1981年生まれで現在は40代ですが今もイケメンをキープしていて感謝!(別人級に老けてしまう俳優さん、結構いますよね…)
イアン・ジャック
チルトン高校の学生(ジュリア)の父親。ローリーの転入初日にローレライと出会い、その後ローレライの勤務するホテルを訪れデートに誘うが断られる。
ハンリン・チャールストン
チルトン高校の校長先生。ローリーの祖父母とは古くからの友人。だがローリーに対しては贔屓はしないと断言する。
ギルモア・ガールズSeason1-2 あらすじ
名門校チルトンに転校することになったローリーの転校初日。寝坊したローレライはTPOをわきまえない服装で娘のローリーを学校へ送っていくことになってしまう。
校長室を訪れると、そこにはローレライの母でローリーの祖母、エミリーが待ち受けていた。
チルトンの校長はエミリーとリチャード夫妻の友人だったため、エミリーは孫娘の口添えをするために学校を訪れていたのだった。
エミリーが度々干渉してくることにいら立つローレライ。
ローリーは学校でパリスという意地悪で態度の悪い女生徒と、ローリーのことをマリアと呼ぶトリスティンという男子生徒と知り合う。
ローレライには生徒の父親だという男性が(離婚しているそう)勤務先のホテルを訪れデートに誘う。(ニヤニヤとローレライを凝視する顔が気もち悪い…)
ギルモア・ガールズSeason1-2 印象的なセリフ
That`s how I am.
孫のローリーに服や車などを買い与えようとしたり、ローレライの家に勝手に高速インターネット回線を引こうとしたりするエミリーに対し黙っていられないローレライが発したのが次のセリフ。
I’m being me, the same person who always needed to work out her own problems and take care of herself, because that’s the way I was born.That`s how I am.
字幕:自分らしく生きているだけ
問題は自分で解決してーー
人の助けは借りてこなかった
それが私よ
シングルマザーとして16年間必死で生きてきたのに、突然自分の母親が干渉してきたらムキになるのも分かります。同じシングルマザーとして共感しかないセリフでした。一人で何でもこなしてきたローレライ、本当に立派です。
It was just one big, long, scary, tweety, bad eight hours.
チルトン高校での初日を終えたローリーが迎えに来たローレライに漏らした一言。
字幕:嫌なことばかりの
超長い 最悪の8時間
「超○○」は死語かもしれませんね。この字幕を作ったのは私ではありませんが、もし今字幕を作るとしたら使わないと思います。流行の表現を使うと数年後には古い感じを受ける可能性がありますね。
さてこのセリフには転校先のチルトンで意地悪な子(パリス)に嫌なことを言われたり、変な男子(鳥巣ティン)に目をつけられたり、先生には課題をたっぷり出されたり、一日ヘトヘトになるほど頑張ったローリーの気持ちが現れています。
お母さんのローレライと同じように、「よく頑張ったね!」とハグしてあげたい!
Boy, now your life is scary.
厳しい母親の元で自由がない生活を送るローリーの幼なじみ、レーン。
レーンの母が豆腐を大量購入して大きな冷蔵庫まで購入したと聞き思わず漏らしたセリフ。
ここでの”Boy”は「男の子」ではなく感嘆詞ですね。
字幕:当分 豆腐地獄ね
ここは意訳になっています。直訳だと「あなたの人生は恐ろしい」
この字幕は7文字のうち6文字が漢字になっています。字面的に今だったらこの字幕にはしないかな、と思いました。とはいえ字数制限もあるので…
今の私なら例えば…「同情するわ」とか「怖い人生ね」とかにするかもしれません。
レーンの母親はローレライとはまったく性格が違います。ローレライがローリーと友達のような母娘関係を築いているのに対し、レーンの母親は娘を自分の思い通りにしようと厳しく育てているのです。
豆腐のために大きな冷蔵庫まで購入した話を聞いたローレライはゾッとしてこのセリフが出てきたのでしょう。
ギルモア・ガールズSeason1-2 まとめ
第一話でローリーが一目ぼれしたディーンは今エピソードでは登場しませんでした。変わりにイケメン枠ではトリスティンが登場。
一話でディーンがローリーの恋人になると思っていた視聴者は、2話を見てディーンではなくトリスティンが恋人候補だったのか?と戸惑ったかも…?
ローリーが今後の高校生活を共にする学生たちが初登場した回でした。また、エミリーとローレライの確執も奥深そうでお互いに嫌味を言わずにはいられないところが見ていて悲しくなりました。
タイトルのギルモア・ガールズ(ギルモア家の女の子たち)の”ガールズ”は、最初はローレライとローリー親子のことだと思っていましたが、ローレライの母であるエミリーも含んだ3世代のギルモア女子の関係を描いていくドラマなんだな、と印象づけるエピソードだったと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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